神の武具
一騎討ちをしています。
苦戦しています。
私と敵はフェンシングのような剣を持って、中世の戦いのように――。
≪イエスの血潮を浴びよ≫
声がありました。
その通りに血潮を浴びると、血潮が全身をおおい、武具に変わりました。
私はかぶと、胸当て……
すべての防具を身につけているのです。
再び戦い勝利しました。イエス様が来られました。
≪娘よ、武具を忘れるな。戦いに出て勝利を勝ち取るのだ。わたしと共に。≫
一騎討ちをしています。
苦戦しています。
私と敵はフェンシングのような剣を持って、中世の戦いのように――。
≪イエスの血潮を浴びよ≫
声がありました。
その通りに血潮を浴びると、血潮が全身をおおい、武具に変わりました。
私はかぶと、胸当て……
すべての防具を身につけているのです。
再び戦い勝利しました。イエス様が来られました。
≪娘よ、武具を忘れるな。戦いに出て勝利を勝ち取るのだ。わたしと共に。≫
心の泉を見張ることを怠った人の心。
近付いていくと、ずいぶん水の足りない泉でした。
あちこちに岩がむきだしになっています。
水はなぜこんなにも減っているのでしょう。
何とサタンが水遊びをしています。
足で踏みつけ、泉の水を汚しています。
耳が長く尖って、骨ばり、ガイコツのような痩せこけたサタン、
鬼のような顔をしたサタンです。
「ヒ―ッヒッヒッ 汚れろ 汚れろ」
手にビンを持っていてその中の液体を泉に流し込みました。
それは赤い色をしていて、バイキンのような小さな生物がうじゃうじゃいます。
いや〜な、いや〜な……臭いです。
私の手にイエス様が種を一粒のせてくださいました。
―主よ?この種は何ですか?
イエス様は笑って言いました。空色の種だよ。
この種はふつうの種とは違うのだ。
娘よ、これは空中に蒔くのだよ。
それで私は種を空中に蒔いて水を与えてみました。
光がこぼれてきます。
眩しい光が射して芽を出し始めましたが、光の芽です!!
これは希望という名の種。
娘よ、あなたにとっては良いプレゼントだ。大事にせよ。
私はあなたに希望の種を与えた。
この種が育つ所、どこにでも希望が生まれる。
娘よ、見てごらん。
あなたの手の中にまだ希望の種があろう!?
見ると私の手の中にいくつかの種がありました。
『これを蒔け、あなたの実家、家族の内にもこれは必要だ。
あなたの暮らす家庭にもここ八戸ノ里教会にも必要だ。蒔いてみよ、娘よ。』
私が蒔いて水を与えると暗かった所に光が射しこみました。
育てよ、娘よ。
絶えず水を注ぎ、祈りによって大きく育てるのだ。
絶えず目を配り、害虫、サタンを取り除くのだ。